きのこそば 仲間外れか エノキダケ
このきのこそばにはエノキダケが入ってないので、エノキ好きのあたしは残念至極がっかりねというあいかわらずの食い意地を張った句である。
季語は榎茸(エノキダケ)で初冬である。
暖かいそばがうまい季節である。
キノコはキノコ狩りで代表される晩秋の季語であるが、エノキダケは初冬の季語であるところに、意図した季重なりも含めてひと工夫が見られる句である。
自分で自分の句を解説するのもなんであるが、とにもかくにも腹が減ってはなんとやらで、走るにもエネルギーは必要であるので、食えばそれだけ元気に走れるわけである。
しかし、もちろんダイエットということも念頭においての太行功(たいしんこう)という名のスロージョギングであるので、本末転倒でぶち壊しといえばぶち壊しであるが、食いたかったんだからしょーがないじゃん。
このように健康法と食欲とは相反するせめぎ合いを続けるのが人間の業の一つともいえないこともないぐらいの実に矛盾したあれこれである。
これを解決するには、欲に打ち勝つ云々よりも同化してともに歩むということが肝要である。
つまり、食いたいものを食いたいときに食いたいだけ食って、その分を消費するということである。
簡単である。
簡単じゃねーだろ。
・象気功
0 件のコメント:
コメントを投稿