2021年10月9日土曜日

走る道すがらの店で一句


秋深し 店に食い物 腹が鳴る


ランニングは食い物がない場所を選ぼうね、という句である。

腹が鳴ってもさあ走ろう。

この句の場合、秋深しであるから秋深が晩秋の季語である。

なんのためにランニングあるいはジョギングをするのかというと、競技選手でもないあたしらの場合は一般的にダイエットがその目的のひとつである。

もちろんあたしも氣の充実、氣道の拡充、脳細胞の活性化の他に普段の暴飲暴食を相殺するためのカロリー消費ということが大目的である。

ところがランニングの道すがらに食い物を売ってたりすると、当たり前であるが走れば血糖値ダダ下がりで腹が激減りの状態であるから、我慢しろというのはいわば拷問である。

そこでついつい買い食いしてしまうわけであるが、じゃあ、財布を持ってかなければいいじゃないかというご意見もあるが、昨今はスマホでなんでも変えるのである。

コンビニなんかがあった日はもうアウトであるが、どうしてもその方向に足が向いてしまうのは人情である。

意志薄弱とは違う立派な生命維持のための本能である。

人間の意志は脳で考えて決定しているように思うが、小腸が種の保存のためにあれこれ支持を出して、さらには細胞の方向性で勝手に決まっているのである。

細胞が腹が減ったら食いなさいと支持してるわけであるので逆らえるわけがないのである。

じゃあしょうがない。

象気功

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