2021年10月13日水曜日

雨が小止みになった湖のほとりを走って一句


なんとなく お化けが出そうだ 秋の池


大変失礼な句である。

この句の場合、秋の池が秋の季語である。

当たり前であるが、けっこうそのまんまという季語もけっこうあるわけである。

池や湖を観光資源として努力している関係者の皆様方には先にお詫び申し上げておくのである。

どうも雲が垂れ込めた池や湖の風景というのは怪しい雰囲気満載で、水に何かが沈んでいるとか、水から何かが上がってきそうな想像をしてしまうのである。

べつにホラーマニアではないのであるが、映画の怖い場面で比較的多く扱われているせかもしれないのである。

逆に晴天の日の池や湖は明るく楽しい行楽気分満載であるが、もちろんそれはあたしの勝手な感想であるのは言うまでもないことである。

人間は思い込みで生きてるところがあるので、人によってその場所や状況のイメージが違うのである。

同じ場所や状況でも良し悪しが逆になるわけであるので、「ものごとは考え方次第」というのは実に言いえて妙である。

象気功

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