鍋早い 虫が先食う 白菜若菜
五七七のおもいっきりの字余りである。
この句の場合は白菜が冬の季語であるが、若菜を添えて晩秋を表現したわけである。
白菜は白いわけであるが、その若菜は限りなく緑色である。
緑色であるから若菜の時分は白菜ではないわけであるが、白菜である。
どうも葉緑素も含めて栄養的には若菜の方がありそうであるが、お野菜として白菜の若菜を八百屋さんで売ってないので、どーしても若菜を食べたい人は自分で家庭菜園を作って育てるしかないわけである。
もちろん、その手の趣味のない人にはものすごくめんどくさい手順と時間を要するので、「楽あれば苦あり」という人生の命題をじっくりと楽しめるのである。
・象気功
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