もうだめだ 坂を登れば 富有柿
息が切れてもあきらめずに登れば甘い柿を食えるぞという食い意地で頑張る句である。
雨が止んでるスキにさあ走ろう。
富有柿に限らず柿は秋の季語である。
うちの近所は禅師丸という品種が多いのであるが、この坂の上には富有柿がいくつか生るのである。
太行功(たいしんこう)という名のスロージョギングとはいえ、坂道を登れば息が切れるのである。
さらに、走ると腹が減るわけであるが、坂道を走るとさらに腹がへるのである。
もちろん腹も減るので坂の上の富有柿が食欲をそそるわけである。
今年はどうも柿の生り年ではないらしく実が少ないながらいくつかぶら下がっているのである。
もちろん柿泥棒も厳密には窃盗罪であるが、持ち主は同じ町内会で知り合いであるので大丈夫である。
象形流俳句道が体内の氣の充実さらには氣道の拡充が大目的とはいえ、基本的に趣味の暴飲暴食を相殺するダイエット目的もあるのにカロリーの高い柿を食ってはだめだろうという思惑もないではないが、あたしの場合はこの世に食欲に勝るものは無いのである。
・象気功
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