2021年10月23日土曜日

通りがかりのハロウィンの飾りつけで一句


ハロウィンや なんの祭りか わからない


なんでかぼちゃなのか、なんでお化けなのか、なんで魔法使いなのか、あたしゃさっぱりわからないという句である。

調べろよ。

やなこった。

やでもなんでも暗くなる前にさあ走ろう。

この句の場合、ハロウィンが晩秋の季語である。

ハロウィンに興味のない大方のおっさん達の御意見を代表して申し上げたのであるが、まったく俳句になってないのである。

情景が描けてないからであるが、言わばただの文句あるいは苦情である。

昨今はハロウィンが季語と認められてるらしいが、季語があるだけで俳句であると言い張るのはちと無理があるわけである。

当然、わかってるなら情景を描けよてなご意見があると思うが、1分で1句を作るとこんなのもできてしまうのである。

それではさらに一句。


ハロウィンの カボチャかぶって おやじ狩り


今度はなかなか情景が見事に描けた一句である。

あるいは見方によってはヤバい句であるかもしれないのであるが、象形流俳句道はライブパフォーマンスであるので、できたものは公開するのである

まあ、いかにもありそうな情景を詠んだ句であるが、日本ではそんなことはないのである。

英語圏においてハロウィンは子供が悪霊や魔法使い扮して「Trick or Treat トリック・オア・トリート(いたずらかごちそうか)」と言いながら家々にお菓子をねだりに行くということらしいが、日本ではそんなこともないのである。

あたしらおっさんには面白くもなんともない催しであるが、コロナ前の近所の駅前商店街には飾りつけの他に屋台の出店も出たりして、仮装してる子供や母親もいて、それなりにファンはいるわけである。

象気功

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