人も無き 道を激走 秋時雨
怖いし雨が降りそうだしで思わず全力疾走してしまったという気功師としては本末転倒の句である。
この句の場合、誰がどう考えても秋時雨が秋の季語である。
ランニングと言っても必死の形相で全力で走れば過剰な活性酸素を作り出して気功としては逆効果である。
当然、ゆっくりと息が切れない程度に抑えて、徒歩に毛の生えた程度の走りである。
あたしは走る站椿功と表現しているが、エネルギー消費が氣の生産を上回らないような状態を醸成して走るわけである。
ある意味、走れば走るほどエネルギーが増えるという走り方である。
気功でいう太行功(たいしんこう)をさらにゆっくりと、普通のジョギングに比較すればいわば止まる寸前みたいな走り方である。
そのような状態で一句をひねり出すわけである。
しかも1分以内という実に過酷な条件であるが、もちろんできなけりゃ何分かかってもいいというてきとーな条件である。
・象気功
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